注文住宅に薪ストーブを設置しませんか?種類と押さえておきたいポイントを紹介

北欧地方では当たり前の薪ストーブですが、日本でも最近薪ストーブを設置する方が増えています。
電気ストーブとは段違いの暖かさで、薪ストーブの雰囲気も楽しめます。
長野県で自然素材にこだわる家づくりをする当社が薪ストーブの種類と押さえておきたいポイントについて紹介します。

□薪ストーブの種類を紹介します

薪ストーブに種類があることをご存知でしたか。
薪ストーブには輻射式と対流式の2種類があります。

輻射式は非常に経済的な薪ストーブで、火が消えてもなお長時間部屋を温め続けます。
非常に発熱量が多く、大空間にもってこいの薪ストーブでしょう。

対流式はメリハリのある薪ストーブで、火が消えるとすぐに冷めます。
外板と内板の2重または3重構造で、素早く部屋を温めてくれます。

輻射式は火が消えても温めてくれる点は非常に経済的ですが、逆にいえばなかなか冷めないため、デメリットに感じてしまうかもしれません。
しかしながら、大空間であれば薪の費用がかさむので、リビングに薪ストーブを設置するなら輻射式がおすすめです。

利便性で言えば対流式の方が速暖性が高く、火を消すとすぐに冷めるのでいいと思う方も多いかもしれません。
特に書斎などに設置するなら対流式がおすすめです。

□薪ストーブの押さえておきたいポイントを紹介

薪ストーブの押さえておきたいポイントは、動かせない、安全への配慮が必要、メンテナンスが必要、専門の知識が必要の4つです。
それぞれ確認していきましょう。

薪ストーブは設置すると動かせません。
薪ストーブの位置は入念に考えましょう。
基本的に広い部屋では壁の面の中央に、狭い部屋では部屋の隅に配置します。

薪ストーブを安全に使用するためには、炉台と炉壁が必要です。
炉台と炉壁は床と壁を守り、天然石やタイル、レンガなどが使用されるので、デザインも良いです。

また、お子さんがいらしゃる場合にはお子様への安全対策も行いましょう。
薪ストーブは破損や故障で人体に有害な空気が流れる場合もあります。
そうならないためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
煙突の詰まりがよくあるので煙突のお手入れは怠らないようにしましょう。

薪ストーブの設置には専門的な知識が必要です。
特に煙突は、屋根を突き抜けるため、構造的に配置不可能な場所もあります。
専門家にしっかりと相談しましょう。

□まとめ

薪ストーブの種類と押さえておきたいポイントについて理解が深まったかと思います。
薪ストーブには2種類あり、それぞれ特徴がありましたね。
4つのポイントを押さえ、素敵な薪ストーブを備え付け、雰囲気のある暖かい部屋にしましょう。