注文住宅で収納設備を失敗しないためには?住宅のプロがご紹介!

「注文住宅の購入を考えているけど、収納面で失敗したくない」
「収納設備を決める際に重要なことを知りたい」
このようにお考えの方がいらっしゃると思います。
せっかく注文住宅を購入するなら、理想の収納にしたいですよね。
そこで今回は、収納に関する失敗例と決める際に重要なことをご紹介します。

□注文住宅の収納で実際に失敗してしまった例をご紹介!

ここでは、実際に注文住宅で失敗してしまった収納の例をご紹介します。
同じ失敗を起こさないように、自分ならどうするかをイメージしてみてください。

1つ目は、使う場所の近くに収納がなくて不便という例です。
収納の容量を大きくしたのに、実際に使用するモノを収納できず、生活が不便になる例です。
掃除機をかける際に、普段使わない部屋の収納まで取りに行くのはとても面倒です。
特に、大きめの家電は近くにあったほうが使う際に楽です。

2つ目は、ウォークインクローゼットに思ったほど服が入らないという例です。
ウォークインクローゼットは収納力が豊富といったイメージを持っておられる方が多いと思います。
しかし、内部に通路を作らなくてはならないため、空間の広さの割に服を収納できない可能性があります。
部屋の広さが元々狭い場合は、壁面収納にした方が収納量を多くできるかもしれません。

3つ目は、屋根裏収納を作ったけどモノを持っての行き来が不便で使わなくなった例です。
屋根裏は、基本的にハシゴで登り降りする場合が多いです。
そのため、比較的大きいモノを収納する際は大変です。
取り出す際も、大きいモノを持ちながら降りなければならないので危険です。

結果的に、収納したモノを使わなくなるということもありえるでしょう。

□収納設備を決める際には大きさよりも場所が重要?

上記では、実際に収納が使いづらかった例をご紹介しました。
ここでは、そうならないためのポイントをご紹介します。

収納を作る際に重要視しなければならないことは、大きさよりも設置する場所です。
その場その場で、使うモノは異なると思います。
また、それぞれの場所の収納にしまうモノも異なります。
そのため、適した場所で、適した大きさの収納を作ることが重要です。

設置する際は、そこで何を使うかをしっかりイメージすることをおすすめします。

□まとめ

今回は、収納の失敗例と決める際に重要なことをご紹介しました。
収納での失敗例としては、使う場所の近くにないことや、ウォークインクローゼットに服が意外と入らないことなどがありました。
このような事態にならないように、事前にしっかりとイメージしておくことをおすすめします。

自然素材の注文住宅のお考えの方へ!無垢材を使った住宅とは?

注文住宅の購入をお考えの方で自然素材にこだわった家を建てたいと考えている方がいらっしゃると思います。
無垢材には、化学建材にはない良さがたくさんあります。
そこで今回は、無垢材と化学建材の違いや、無垢材を使うメリットとデメリットをご紹介します。

□無垢材と化学建材の違いとは?

無垢材と化学建材の1番の違いは、自然の素材で作られているかどうかです。

木は、紫外線を吸収してくれるので目に良いです。
また、床材として木を使うと、適度な弾力があるので衝撃を吸収してくれて足にも優しいです。
さらに、断熱性にも優れており、一年中快適に過ごせるでしょう。
これらは、木本来の持つ特徴です。

このように、木はとても過ごしやすい環境を作ってくれます。
コンクリートやビニールと比較してわかりやすいのは熱伝導率です。
これらは、木と比べて8から10倍の熱伝導率があるので、床材に使っている場合足の温度を急速に下げてしまいます。
このように、コンクリートなどの化学建材と比べ、木は体に優しい建材だということがわかります。

□無垢材のメリットとデメリットをご紹介

ここからは、注文住宅を作る際に無垢材を使用するメリットとデメリットをご紹介します。

*無垢材を使用するメリット

1つ目は、デザインや意匠性を自由に楽しめる点です。
素材特有の見た目の美しさなどの、デザインや意匠性を楽しめるのは自然素材の良さです。
例で言うと、和モダンならヒノキ、シンプルモダンの場合はスギやナラなど、どの種類を使うかによってデザインを決められます。

2つ目は、健康的な暮らしができる点です。
自然の素材を使った住宅なら、シックハウス症候群を引き起こす物質が少ないです。
そのため、喘息やアレルギー、アトピーを引き起こすことも少ないでしょう。

*無垢材を使用するデメリット

デメリットとしては、経年劣化や手入れを楽しめた方が良いという点です。
木の性質上、湿気を吸収して膨張したり、収縮したりするので、割れや反りが出る可能性があります。
そのため、メンテナンスを怠らないことが重要です。
しかし日々のメンテナンスは、拭き掃除などの簡単なものなので気を追うことはないでしょう。

□まとめ

今回は、無垢材と化学建材の違いや、無垢材を使うメリットとデメリットをご紹介しました。
無垢材は、自然の素材のため健康面とメンタル面ともに良いです。
また、無垢材ならではのデザインを楽しめたり、素材そのものが持つ性能で快適に暮らせたりします。
今回の記事で、無垢材の良さを知っていただければ幸いです。