注文住宅をお考えの方へ!リビングを広く見せるには何を工夫すれば良い?

注文住宅をご検討中の方は、リビングに何畳ほど確保するご予定でしょうか。
リビングは家族が集まる場所なので、リラックスできる広さを確保したいものです。
とはいえ、思ったよりリビングを広くとれない場合もあることでしょう。
そこで今回は、注文住宅のリビングの一般的な広さと、広く見せるための工夫をご紹介します。

□注文住宅の一般的なリビングの広さとは

人気のリビングの広さは、家族の人数によって変わってきます。
注文住宅を希望される方で最も多い家族構成が、夫婦とお子様1人もしくは2人の、3・4人家族です。
その場合、「15畳」前後のリビングが、最も人気の広さとなっています。

お子様が3人以上いるご家庭や、3世代で暮らす予定のご家庭、もしくはお友達を頻繁に招いてホームパーティをしたいご家庭などは、30畳近いリビングも人気です。

必要以上にリビングが広いと、家具の設置のバランスが悪くなったり、モノが散らかりやすくなったりします。
また、広すぎて落ち着かない、1人になったときに孤独感がある、といった声もあるため、適度な広さを意識すると良いでしょう。

□注文住宅でリビングを広く見せる工夫とは

3・4人家族であれば、15畳ほどが人気とお伝えしましたが、敷地面積や間取りによっては15畳を確保できない方もいらっしゃるでしょう。
その場合、圧迫感や窮屈感をなくすためにも、リビングを広く見せるための工夫を施しましょう。

*工夫1. 天井を高くする

リビングを広く見せるための工夫として、吹き抜けや勾配天井などで天井を高くする方法があります。
一般的な注文住宅の天井高は2.1メートル~2.4メートルほどです。
しかし、吹き抜けや勾配天井などにすることで天井高を3メートル以上にして、開放感があるリビングにできます。

*工夫2. 大きめの窓を設ける

リビングは1階にあることがほとんどなので、大きな窓を設けることでリビングを広く見せられます。
窓があることで、奥行きが実際よりもあるように感じられ、広い空間を演出できるでしょう。
また、窓の外側にバルコニーやウッドデッキ、ガーデンなどを設けることで、リビングとひと続きのもう一つの空間がつくれます。
天気がいい日は窓を開けて、開放的な空間でコーヒーや読書を楽しむと気持ちが良いですよ。

*工夫3. 壁と床の色を工夫する

白やパステルカラーのような明るい色は、膨張色に当てはまるため、部屋を広く見せる効果があります。
一方で、黒やダークブラウンのような暗い色は、収縮色と言って部屋を狭く感じさせます。
そのため、壁や床にはなるべく明るめの色を使うことで、リビング全体を実際より広く見せられることでしょう。

□まとめ

今回は、リビングの一般的な広さと、実際よりも広く見せるための工夫についてご紹介しました。
3・4人家族であれば、15畳ほどが一般的です。
それよりも狭くなってしまう場合は、ご紹介した工夫を施してリビングを広く見せると、圧迫感がなくなります。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

自然素材の家のメリットとは?注文住宅をお考えの方は必見です!

注文住宅の床や壁などの建材に、自然素材を使うことが注目を集めています。
自然素材には人工材にはないさまざまなメリットが存在しているためです。
自然素材の代表的なものとして、無垢材、漆喰、珪藻土などが挙げられます。
今回は、これらの自然素材を使った家のメリットについて解説します。

□自然素材の家とはどのようなものか?

言葉の通り、自然素材を使って建てられた家のことを「自然素材の家」と呼びます。
会社によっては、「木の家」「無垢の家」など独自の表現をしており、何の自然素材を使っているかの定義はさまざまです。

自然素材の家でよく使われている自然素材に、無垢材、漆喰、珪藻土、天然石があります。

無垢材は、木材をつなぎ合わせた合板とは違い、1本の丸太から切り出した1枚の木材のことです。
漆喰の原材料は石灰で、そこに麻の繊維や海草などから作られた接着剤を加えて練り上げた素材です。
珪藻土は、藻類の1種である珪藻が長い年月をかけて化石になったものです。
漆喰も珪藻土も塗り壁に使われます。

天然石は、大理石やコーラルストーンなどが代表的で、床や壁の仕上げ材として使用されることがほとんどです。

□自然素材の家のメリットとは

先述したようなさまざまな自然素材を使って家を建てることで、複数のメリットを享受できます。
ここでは、大きく3つのメリットを見ていきます。

*独特の風合いを味わえる

無垢材は丸太から切り出すため、他に同じ木目のものは存在しません。
柱や梁の1本1本が異なるデザインに仕上がるため、独特の雰囲気を楽しめます。
また、ヒノキやスギなど使用する無垢材によっても、色味や木目が全く異なってきます。
自分の家だけの独自性を出せるのもポイントです。

漆喰や珪藻土は、職人の手により壁に塗られます。
凹凸や模様、特有の肌触りは、温かみを感じられ、落ち着いた雰囲気を演出してくれることでしょう。

*健康的な暮らしができる

自然素材は、シックハウス症候群の原因となる化学物質を発生しません。
そのため、家族に化学物質に敏感な方がいても、安心して生活できます。
また、漆喰や珪藻土は有害物質を吸着して分解する効果があるため、万が一新調した家具が有害物質を放出しても安心です。

*機能性が高い

自然素材は、種類によっては調湿性、脱臭性、耐火性、蓄熱性などいくつもの機能が備わっています。
これらの機能により、無垢材の床は裸足でも1年中快適に過ごせます。
また、調湿性により、カビやダニの発生を抑えてくれるため、喘息などのアレルギー症状の発生を抑えてくれるでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅をご検討中の方へ、自然素材の家の特徴とメリットをご紹介しました。
お手入れやメンテナンスが大変ではありますが、その分さまざまなメリットを享受できます。
自然素材の注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

注文住宅の内装のデザインはどうやって決める?方法や種類を解説!

注文住宅を新築する際に悩む項目のひとつが内装のデザインだと思います。
内装のデザインは、いくつも存在するため、どれにしようか迷ってしまいますよね。
今回は、注文住宅の新築を予定している方に向けて、内装のデザインの種類と選び方をご紹介します。

□注文住宅の内装デザインの種類とは

注文住宅を建てたいと思うと、どこかのタイミングで住宅会社に相談に行くことになるでしょう。
その時に、どのような住宅を建てたいと考えているのか、イメージを伝えることで、担当者との話を進めやすくなります。
ここでは、代表的な内装デザインをご紹介しますので、イメージに近いタイプのものを見つけてみてください。

*モダン系

モダン系は、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが特徴的です。
国や時代によってさまざまな種類に枝分かれしていますが、基本的な考え方は「シンプルで流行りに左右されない」です。
日本では、和風スタイルとモダンを組み合わせた和モダンも人気の内装デザインです。

*海外系

海外系は、アメリカの西海岸スタイル、ブルックリンスタイル、北欧スタイル、リゾートスタイルなどが挙げられます。
それぞれのデザインは全くテイストが異なりますが、それぞれが個性的でおしゃれな内装デザインです。
映画のワンシーンにいるような、素敵な雰囲気を演出できますよ。

*ナチュラル系

自然素材の風合いを楽しめるのがナチュラル系の特徴です。
天然木やラタン、漆喰や珪藻土など、自然素材の質感を楽しめます。
さまざまなデザインのインテリアとの相性が良いので、好き嫌いの少ない定番の内装デザインとなっています。

*シック系

ダークカラーをベースとした、落ち着いた内装デザインです。
ホテルライクは高級感や清潔感が味わえます。
飽きにくいデザインなので、数10年暮らしていく住宅をお考えの方に人気の内装デザインです。

□注文住宅の内装デザインの決め方とは

次に、いくつもある内装デザインの中から1つに絞っていくための方法について簡単にご紹介します。
全部で7つのステップに分かれています。

ステップ1では、参考となる内装デザインの情報を収集します。
この段階では、できるだけ多くのデザインを「目にする」ことが大切です。
流行り廃りのないデザインから、今流行しているデザインまで、幅広く雑誌やインスタグラム、インターネットなどで情報収集しましょう。
キッチン、リビング、寝室など、部屋ごとにイメージを膨らませることがおすすめです。

ステップ2では、家全体の形やデザインを決めていきます。
大まかに、和風か洋風かという程度でも大丈夫です。
形は2階建てか平屋か、四角形かコの字型かなど、土地の広さにも合わせて大枠を決めていきましょう。

ステップ3では、家に求める性能を決めていきます。
耐震性能、断熱気密性能、太陽光発電など、基本となる性能レベルを決めてください。
性能がなぜデザインに関係するのかというと、その性能を満たすためには窓や壁材などの種類がある程度絞られてくるからです。

ステップ4では、部屋や間取りを決めましょう。
将来も見据えて、今と未来のライフスタイルに合った間取りを考えていきます。
今は夫婦2人暮らしであっても、将来的にお子様を考えているのであれば、子供部屋も間取りに取り入れる必要がありますよね。

ステップ5では、収納や動線、インテリアの配置にあったデザインを選んでいきます。
必要な間取りが決まったら、家族の生活に合わせた収納や動線を確保していきます。
どこに何を配置すると快適になるのか、自分たちの暮らしを振り返ってイメージすると良いです。

収納スペースと動線が決まったら、インテリアの配置とデザインを考えていきましょう。
ここまでのステップで、配置やデザインにはある程度の制約が生まれているはずです。
その中で、イメージに近いものを選んでいきます。

ステップ6では、家族みんなで優先順位を決め、ステップ7では、優先順位に合わせたイメージのすり合わせを行います。
各部屋で性能や設備、デザイン、動線など、何を優先していくのかを家族全員が納得するまで話し合いましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、内装デザインの種類と選び方をご紹介しました。
内装にはいくつもの種類があるので、どれにしようか悩んでしまいますよね。
優先順位を決めて、家族みんなが納得するデザインを見つけてくださいね。

自然素材の家で後悔したくない方へ!押さえたいポイントを解説します

「自然素材の家を作りたいけれど、後々後悔しないかな」
このようにお思いの方は多いと思います。

そこで、自然素材の家で後悔する人の特徴と自然素材の家を作る際に押さえておきたいポイントを解説します。
ぜひ参考にしてください。

□自然素材の家で後悔する人の特徴とは

ここでは、自然素材の家にすると後悔する可能性のある人の特徴を2つ紹介します。
自分がその特徴に当てはまっていないか確認してみてくださいね。

1つ目は、極力家づくりの費用を抑えたいと考えている人です。
自然素材は良いものであればあるほど、材料費が高くなります。
また、繊細な素材を使用すると手間がかかったり、工期が長くなったりする可能性があります。
そのため、費用を抑えて理想の家づくりをするのは難しいかもしれません。

しかし、現在、国産の自然素材の価格は下がり続けています。
自然素材の家に興味をお持ちの方は、一度考えてみても良いのではないでしょうか。

2つ目は、傷が気になる人です。
自然素材には傷がつきやすいという性質があります。
そのため、素材に傷がつくとストレスを感じてしまう人は自然素材を重視するより、機能性を重視することをおすすめします。
ただし、傷つきやすいことは欠点ではありますが、ひとつの個性として楽しむこともできるでしょう。

□自然素材の家で後悔しないためのポイントとは

ここでは、自然素材の家で後悔しないためのポイントを2つ紹介します。

1つ目は、自然素材の家では傷や汚れが出るものだと考えることです。
新築時と同じ状態を保とうとしたり、完璧を求めたりして神経質になりすぎないようにしましょう。

傷や汚れは家族の思い出や成長の記録となります。
また、それらは次第に馴染み、良い家のアクセントとなるでしょう。

2つ目は、素材にこだわることです。
多くの人にとって、家づくりは人生において貴重な機会であり、できた家は生涯住み続ける場所となります。
そのため、家に使用する素材は時間をかけてしっかりと考えましょう。
不明点があれば、専門の業者に聞いたり、本やインターネットで調べたりすることをおすすめします。

□まとめ

今回は自然素材の家で後悔しないためのポイントを紹介しました。
家づくりは、大きな買い物でもあるため、せっかくなら満足のいくものにしたいですよね。
後悔しないためには素材選びをこだわることが大切です。
自然素材で作る家に興味のある方はこの記事をぜひ参考にしてくださいね。

自然素材に興味がある方へ!様々な壁材をご紹介します!

家づくりをお考えの方で、自然素材に興味をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
自然素材使う場合は、床や壁などのそれぞれの場所に適したものを用います。
そこで、この記事では自然素材の壁材について重点的にご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□自然素材の壁材とは

自然素材の壁材には様々な種類があります。
ここでは、珪藻土と漆喰を紹介します。

珪藻土は昔、海や湖にいた植物性プランクトンの化石が泥と混じって堆積し、岩石になったものです。
この壁材を用いるメリットは3つあります。

1つ目は調湿効果があることです。
珪藻土は湿気が多い時は水分を吸収し、乾燥している時は水分を放出する性質があります。
そのため、快適な湿度に保て、結露が生じにくい家にできます。

2つ目は色味を選べることです。
珪藻土は珪藻がどれくらい含まれているかによって色味が変わります。

3つ目は補修が簡単なことと灰汁(あく)が目立ちにくいことです。
ここでの灰汁(あく)は、壁下地についたヤニや油汚れなどが原因のシミのことを指します。

一方で、珪藻土は柔らかい素材のため、ひび割れが生じる可能性があるというデメリットがあります。
また、真っ白な色ではないため、真っ白な壁にしたい場合は漆喰を使用するのがおすすめです。

次に漆喰を紹介します。
漆喰は石灰岩を低温焼成することで水酸化カルシウム化し、それを水と混ぜて熟成させることで作れます。
この壁材を使用する3つのメリットを以下で紹介します。

1つ目は自浄作用があることです。
漆喰は殺菌効果があるため、カビが発生しにくい家にできます。

2つ目は硬くて丈夫なことです。
この特徴から外壁に使用されることもあります。

3つ目は調湿効果があることです。
この特徴は先程紹介したように珪藻土も持っています。

一方で下地の灰汁(あく)が浮き上がってきたり、ひび割れしたりする可能性があるというデメリットも存在します。

□壁材の遷移とは

上記で珪藻土と漆喰という自然素材の塗り壁を紹介しました。
日本では、古くからそのような自然素材の塗り壁がよく用いられ、日本建築の内装に独特な雰囲気をもたらしていました。

しかし、そのような塗り壁は工期が長くなる上に、壁材を塗り付けることが難しいという特徴があります。
そのため、近年では塗り壁の使用は避けられ、ビニールクロスを糊で張り付けて壁を作るようになりました。

ビニールクロスは工期が短くすみ、簡単に壁を作れますが、可塑剤やカビ防止剤などの様々な化学物質が添加されています。
それらの化学物質はシックハウス症候群を引き起こす恐れがあるため、私たちの身体にとって危険なものです。
また、原材料のポリ塩化ビニルは燃やすと有害なガスを発生するため、最近では日本古来の自然素材の壁材が見直されています。

□まとめ

今回は自然素材の壁材について紹介しました。
現在、珪藻土や漆喰といった日本古来の自然素材の壁材が見直されています。
それは、最近よく使用される壁材が化学物質を含み、シックハウス症候群を引き起こす恐れがあるからです。
この記事を参考に自然素材の壁材を検討してみてはいかがでしょうか。

自然素材の家を作る際は気密性や断熱の高さにこだわりましょう!詳しく解説します

自然素材にこだわった家にしたいとお考えの方は多いと思います。
せっかくなら化学物質を含まない素材で家族が安心して過ごせる家にしたいですよね。
そのような家を作る際は気密性と断熱性を高くするのがおすすめです。
この記事で、高気密・高断熱の家の特徴を紹介するのでぜひ参考にしてください。

□高気密・高断熱の家のメリットとは

高気密・高断熱の家にはいくつかのメリットがあります。
ここでは、2つのメリットを紹介します。

1つ目は省エネな家にできることです。
高気密・高断熱の家は外からの熱が伝わりにくく、密閉された家です。
そのため、冷暖房の効きが非常に良く光熱費を抑えられます。

2つ目は部屋間の温度差を小さくできることです。
冷気は下に、暖気は上に移動する性質があるため、冬に暖房をつけていると顔は暖かいものの、足元は寒いということがよく起こります。
しかし、高気密・高断熱の家は暖気を逃がさない上に対流させるため、その現象を防げます。

また、ヒートショックの発生も抑えられます。
ヒートショックとは部屋間の温度差で血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす怖い現象です。
高気密・高断熱の家は部屋間の温度差を小さくできるため、この現象を起こしできます。

□自然素材の家の気密性とは

家の気密性が高いと空気が滞るため、結露の発生により繁殖したカビが健康に被害を与える可能性があります。
しかし、自然素材の家ではこの問題を気にする必要はないでしょう。
その理由を以下で説明します。

自然素材は目に見えない小さい穴を多数持つ低気密性の素材です。
この穴には水分を蓄えたり、蓄えた水分を放出したりする働きがあります。
そのため、自然素材を用いることで家に水蒸気を溜めず、結露を生じにくくできます。
結露が生じないとカビは発生しないため、健康被害の心配はありません。

自然素材は気密性が低い上に断熱性も低い特徴があります。
そのため、自然素材の家で快適に過ごせるのか疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、自然素材の良さを取り入れることで住み心地の良い家を作れます。
例えば、フローリングに無垢材を使用すると夏はサラッとしていて、冬は暖かい家にできます。

□まとめ

今回は高気密・高断熱の家にするメリットを紹介しました。
高気密・高断熱の家は省エネ効果があり、温度差が小さいため冬でも安心です。
また、自然素材の家は結露やカビの心配が不要な上に夏や冬でも快適に過ごせます。
家づくりの際にこの記事を参考にしていただければ幸いです。

注文住宅をお考えの方へ!防犯対策にこだわりましょう!

注文住宅を検討中の方で、防犯対策がしっかりとできた家を作りたいとお考えの方は多いと思います。
空き巣に入られたり、物騒な事件に巻き込まれたりするような家に住みたい人はいないでしょう。
この記事では、家の防犯性を高める方法を紹介するのでぜひ参考にしてください。

□侵入されやすい家の特徴とは

侵入されやすい家にはいくつかの特徴があります。
以下で3つの特徴を紹介するので、お役立てくださいね。

1つ目は大きな公園が家の近くにあることです。
侵入者のほとんどは侵入を考えている物件の下見を行います。
大きな公園では多数の人の中に紛れ、長時間下見をしていても怪しまれる可能性は低く、じっくりと下見をできます。

下見では、どの時間帯に家を留守にしているのか、窓がどこに設置されているのか、どんな人が住んでいるかなどを確認しています。
多くの情報を手に入れられる物件は、侵入されやすくなるため注意しましょう。

2つ目は外からの見通しが悪いことです。
庭に木が植えられていたり、高い塀に囲まれていたりする家も注意が必要です。
一見、安全なように思いますが、一度侵入すると見通しが悪いため、外から誰にも見られずに作業できます。
そのため、侵入者に狙われやすい傾向があります。

3つ目は視界が悪いことです。
例えば、袋小路に面している家は視界が悪い家と言えます。
そのような立地では、死角ができやすく侵入や逃走がしやすいため気を付ける必要があります。

□防犯対策を紹介

ここでは、場所別に防犯対策を紹介します。
家の防犯性を高めるためにぜひ活用してくださいね。

まずは窓の防犯対策についてです。
窓には様々な種類がありますが、特に大きな掃き出し窓の設置場所に気を付けましょう。
この窓を設置するのは周囲からの見通しが良く、敷地の中を通らないと近づけない場所がおすすめです。

浴室やトイレの窓は人目につかない場所に設置し、大人が出入りできない大きさや面格子を取り付けておくことが大切です。
キッチンにレバーを回して開閉するルーバー窓を設置する場合もあるでしょう。
この窓はガラス板が簡単に外れるため、面格子を取り付けることをおすすめします。

次に玄関の防犯対策についてです。
玄関の防犯対策で1番大事なことはピッキングされにくい鍵を用いることです。
また、外の光を採り入れるために設置するガラスにも気を付けましょう。
扉の横に設置すると、ガラスを割って侵入される可能性があります。

□まとめ

今回は家の防犯対策を紹介しました。
特に、大きな公園が近くにある家や見通しの悪い立地にある家は侵入者に狙われやすいため、注意が必要です。
また、防犯対策は窓や玄関などの家族以外の人が近づく可能性がある場所を重点的に行いましょう。
家の防犯性を考える際にこの記事を参考にしていただければ幸いです。

注文住宅をお考えの方へ!階段にこだわってみませんか?

注文住宅をお考えの方で、どのような階段にするかお悩みの方は多いと思います。
便利な場所に階段を設置することも大事ですが、階段の種類にこだわることも大切です。
それは、用いる階段の種類によって家の雰囲気が変わるためです。
この記事では、階段の種類を紹介するのでぜひ参考にしてください。

□階段にはどのような種類がある?

階段にはいくつかの種類があります。
ここでは、4種類の階段をそれぞれの特徴を踏まえて紹介します。

1つ目は直線階段です。
これは、踊り場を設けずに1階と2階、2階と3階などを直線で結んだ階段のことです。

設置に要する面積が少ない上に、階段下のスペースを収納場所として空間を有効活用できます。
ただし、階段の設置場所が小さな面積に限られている場合は傾斜が急になる可能性があるため安全面には気を付けましょう。

2つ目は折れ階段です。
間取り図ではL字に見える階段で、踊り場や斜め角度の階段が設けられます。
設置に要する面積は比較的少ないですが、斜め角度の階段部分は通常の階段部分と幅が異なるため、その差に気を付けて登り降りすることが重要です。

3つ目は折り返し階段です。
間取り図ではコの字に見える階段で、途中に踊り場が設けられます。
そのため、もし階段で足を踏み外したとしても転がり落ちる段数を少なくできます。
階段の下部に収納スペースを作れますが、他の階段と比べて広い設置スペースが必要です。

4つ目はらせん階段です。
この階段は今まで紹介した階段の中で1番狭いスペースで作れるのが特徴です。
ただし、階段の踏み面が全て三角形のような形になるため、踏み外さないように注意する必要があります。

□階段をオシャレに見せる方法とは

上記で階段の種類を紹介しました。
次に階段をオシャレに見せる方法を2つ紹介します。
オシャレな家にしたい方はぜひお役立てください。

1つ目は手すりの工夫です。
手すりをデザイン性のあるものにするだけで、階段の雰囲気をガラリと変えられます。
例えば、曲線美がある手すりを設置したり、構造に面白みのある桟(さん)をつけたりする方法があります。

2つ目は段数の工夫です。
建築基準法により、階段の1ステップあたりの高さと踏み板の奥行きが決まっています。
その基準や階段の設置に使えるスペース、天井の高さ、家族構成などを考慮して段数を決め、バランスが良いオシャレな階段にしましょう。

□まとめ

今回は家づくりにおける階段について詳しく解説しました。
階段の種類にこだわったり、手すりや段数を工夫したりすることでオシャレな家にできます。
自分好みのマイホームにするために、階段についてじっくりと考えてみてくださいね。
家づくりの際にこの記事を参考にしていただければ幸いです。