自然素材の家のメリットとは?注文住宅をお考えの方は必見です!

注文住宅の床や壁などの建材に、自然素材を使うことが注目を集めています。
自然素材には人工材にはないさまざまなメリットが存在しているためです。
自然素材の代表的なものとして、無垢材、漆喰、珪藻土などが挙げられます。
今回は、これらの自然素材を使った家のメリットについて解説します。

□自然素材の家とはどのようなものか?

言葉の通り、自然素材を使って建てられた家のことを「自然素材の家」と呼びます。
会社によっては、「木の家」「無垢の家」など独自の表現をしており、何の自然素材を使っているかの定義はさまざまです。

自然素材の家でよく使われている自然素材に、無垢材、漆喰、珪藻土、天然石があります。

無垢材は、木材をつなぎ合わせた合板とは違い、1本の丸太から切り出した1枚の木材のことです。
漆喰の原材料は石灰で、そこに麻の繊維や海草などから作られた接着剤を加えて練り上げた素材です。
珪藻土は、藻類の1種である珪藻が長い年月をかけて化石になったものです。
漆喰も珪藻土も塗り壁に使われます。

天然石は、大理石やコーラルストーンなどが代表的で、床や壁の仕上げ材として使用されることがほとんどです。

□自然素材の家のメリットとは

先述したようなさまざまな自然素材を使って家を建てることで、複数のメリットを享受できます。
ここでは、大きく3つのメリットを見ていきます。

*独特の風合いを味わえる

無垢材は丸太から切り出すため、他に同じ木目のものは存在しません。
柱や梁の1本1本が異なるデザインに仕上がるため、独特の雰囲気を楽しめます。
また、ヒノキやスギなど使用する無垢材によっても、色味や木目が全く異なってきます。
自分の家だけの独自性を出せるのもポイントです。

漆喰や珪藻土は、職人の手により壁に塗られます。
凹凸や模様、特有の肌触りは、温かみを感じられ、落ち着いた雰囲気を演出してくれることでしょう。

*健康的な暮らしができる

自然素材は、シックハウス症候群の原因となる化学物質を発生しません。
そのため、家族に化学物質に敏感な方がいても、安心して生活できます。
また、漆喰や珪藻土は有害物質を吸着して分解する効果があるため、万が一新調した家具が有害物質を放出しても安心です。

*機能性が高い

自然素材は、種類によっては調湿性、脱臭性、耐火性、蓄熱性などいくつもの機能が備わっています。
これらの機能により、無垢材の床は裸足でも1年中快適に過ごせます。
また、調湿性により、カビやダニの発生を抑えてくれるため、喘息などのアレルギー症状の発生を抑えてくれるでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅をご検討中の方へ、自然素材の家の特徴とメリットをご紹介しました。
お手入れやメンテナンスが大変ではありますが、その分さまざまなメリットを享受できます。
自然素材の注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

注文住宅の内装のデザインはどうやって決める?方法や種類を解説!

注文住宅を新築する際に悩む項目のひとつが内装のデザインだと思います。
内装のデザインは、いくつも存在するため、どれにしようか迷ってしまいますよね。
今回は、注文住宅の新築を予定している方に向けて、内装のデザインの種類と選び方をご紹介します。

□注文住宅の内装デザインの種類とは

注文住宅を建てたいと思うと、どこかのタイミングで住宅会社に相談に行くことになるでしょう。
その時に、どのような住宅を建てたいと考えているのか、イメージを伝えることで、担当者との話を進めやすくなります。
ここでは、代表的な内装デザインをご紹介しますので、イメージに近いタイプのものを見つけてみてください。

*モダン系

モダン系は、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが特徴的です。
国や時代によってさまざまな種類に枝分かれしていますが、基本的な考え方は「シンプルで流行りに左右されない」です。
日本では、和風スタイルとモダンを組み合わせた和モダンも人気の内装デザインです。

*海外系

海外系は、アメリカの西海岸スタイル、ブルックリンスタイル、北欧スタイル、リゾートスタイルなどが挙げられます。
それぞれのデザインは全くテイストが異なりますが、それぞれが個性的でおしゃれな内装デザインです。
映画のワンシーンにいるような、素敵な雰囲気を演出できますよ。

*ナチュラル系

自然素材の風合いを楽しめるのがナチュラル系の特徴です。
天然木やラタン、漆喰や珪藻土など、自然素材の質感を楽しめます。
さまざまなデザインのインテリアとの相性が良いので、好き嫌いの少ない定番の内装デザインとなっています。

*シック系

ダークカラーをベースとした、落ち着いた内装デザインです。
ホテルライクは高級感や清潔感が味わえます。
飽きにくいデザインなので、数10年暮らしていく住宅をお考えの方に人気の内装デザインです。

□注文住宅の内装デザインの決め方とは

次に、いくつもある内装デザインの中から1つに絞っていくための方法について簡単にご紹介します。
全部で7つのステップに分かれています。

ステップ1では、参考となる内装デザインの情報を収集します。
この段階では、できるだけ多くのデザインを「目にする」ことが大切です。
流行り廃りのないデザインから、今流行しているデザインまで、幅広く雑誌やインスタグラム、インターネットなどで情報収集しましょう。
キッチン、リビング、寝室など、部屋ごとにイメージを膨らませることがおすすめです。

ステップ2では、家全体の形やデザインを決めていきます。
大まかに、和風か洋風かという程度でも大丈夫です。
形は2階建てか平屋か、四角形かコの字型かなど、土地の広さにも合わせて大枠を決めていきましょう。

ステップ3では、家に求める性能を決めていきます。
耐震性能、断熱気密性能、太陽光発電など、基本となる性能レベルを決めてください。
性能がなぜデザインに関係するのかというと、その性能を満たすためには窓や壁材などの種類がある程度絞られてくるからです。

ステップ4では、部屋や間取りを決めましょう。
将来も見据えて、今と未来のライフスタイルに合った間取りを考えていきます。
今は夫婦2人暮らしであっても、将来的にお子様を考えているのであれば、子供部屋も間取りに取り入れる必要がありますよね。

ステップ5では、収納や動線、インテリアの配置にあったデザインを選んでいきます。
必要な間取りが決まったら、家族の生活に合わせた収納や動線を確保していきます。
どこに何を配置すると快適になるのか、自分たちの暮らしを振り返ってイメージすると良いです。

収納スペースと動線が決まったら、インテリアの配置とデザインを考えていきましょう。
ここまでのステップで、配置やデザインにはある程度の制約が生まれているはずです。
その中で、イメージに近いものを選んでいきます。

ステップ6では、家族みんなで優先順位を決め、ステップ7では、優先順位に合わせたイメージのすり合わせを行います。
各部屋で性能や設備、デザイン、動線など、何を優先していくのかを家族全員が納得するまで話し合いましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、内装デザインの種類と選び方をご紹介しました。
内装にはいくつもの種類があるので、どれにしようか悩んでしまいますよね。
優先順位を決めて、家族みんなが納得するデザインを見つけてくださいね。